交直両用電車電車４０１系は昭和３５年に先行試作車として誕生しました。 翌昭和３６年の常磐線勝田電化より活躍が始まりました。 ４０１系は国鉄初の交直両用電車てして知られていますが、セミクロス近郊型電車の草分け車であったことも見逃せません。 このシート配列はその後登場した１１１系にも引き継がれ、長い間国鉄近郊型電車の標準仕様となりました。
塗色は赤１３号と呼ばれる赤い電車から「赤電」と呼ばれておりました。クハ＋モハ＋モハ＋クハの４両固定編成が基本で、上野口には８両または１２両編成で運用についておりました。 赤電の勇姿は誕生から２５年目の昭和６０年、つくば万博対応での塗色変更により終止符が打たれました。

１２両編成の４０１系　北千住−松戸（金町駅で撮影）　昭和５３年５月２８日

先頭が低窓車の１２両編成４０１系　取手−我孫子　昭和４４年１月５日 この付近は複々線となり景色は大きく変わりました

荒川沖ー土浦（下２枚は後追い撮影）　昭和４８年５月１３日 ここは土浦市小松坂下付近ですが県道４８号線ができ都市化が進み景色は大きく変わりました

昭和４５年８月　土浦駅

４０１系低窓車　土浦電留線　昭和５６年４月１２日

丸型ベンチレターが古さを誘う　石岡駅　昭和５５年７月２８日

平行き　４０１系低窓車　赤塚駅　昭和４４年８月８日

赤塚−水戸（赤塚駅発車）　昭和４５年８月

赤塚−水戸（左は後追い撮影）　昭和４４年８月６日

昭和５０年代後半からから冷房化改造が始まりました 水戸−赤塚　昭和５７年８月１６日

水戸−赤塚（左は後追い撮影）　昭和５６年８月８日

赤電時代末期、特急ひたちとの出会い　水戸−赤塚　昭和５９年８月２６日

水戸駅　昭和４４年８月７日　行き先表示の「平行」が懐かしいです

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