２２１系は、ＪＲ西日本の東海道本線・山陽本線（京都線・神戸線）の新快速及び１１３系の置き換え用として、平成元年３月６日から運行開始した３扉の直流近郊形電車です。 座席は１１３系とは大きく異なる２＋２列の転換クロスシートを基本に、車端部には４人掛けボックス席を配した構成になりました。 車体色も、ピュアホワイトをベースに、ベージュ・茶色（ぶどう色2号）とＪＲ西日本コーポレートカラーの青を組み合わせた帯を車体下部に配する今までにはなかった斬新なカラーリングとなりました。
しかし、平成７年に１３０km/h対応の２２３系１０００番台が登場すると、新快速は時速１３０km/hとなり、２２１系は平成１２年に定期の新快速運用から離脱しました。 ２２１系は快速運用で活躍を続けましたが、２２３系の後継車両である２２５系の導入が進み、令和６年３月１６日のダイヤ改正で京都線・神戸線の運用から撤退しました。

千里丘−岸辺（岸辺駅から撮影）　平成１５年１０月１４日

東淀川−吹田（吹田駅から後追い撮影）　平成２２年２月１０日

東淀川−吹田（吹田駅から後追い撮影）　平成２２年３月１０日

大阪駅　平成２１年１１月６日

住吉−芦屋（甲南山手駅から撮影）　平成２１年８月６日

神戸駅　平成２３年１１月８日

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